何年経っても何度観ても面白い!色あせない名作「名探偵モンク」

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名探偵モンク シーズン5 (字幕版)
エミー賞とゴールデングローブ賞を2度も受賞したトニー・シャルーブが演ずる強迫神経症の名探偵エイドリアン・モンクが「名探偵モンク」シーズン5でも大活躍。豪華なゲストスターの中には、シャルーブと共演歴がある2人。スタンリー・トゥッチ(「シェフとギャルソン、リストランテの夜」で共演)はテレビ映画でモンクを演じる有名な俳優の役...

こんにちは!

平日2時間、休日は6時間を海外ドラマ鑑賞に費やす生活を約20年続けているキャキャです!

私にとっての海外ドラマとは、心の避難場所。

ここでは私の勝手な目線でいろいろな海外ドラマをご紹介します。

みなさんも自分の避難先を見つけて一息つきましょう。

今回は何年経っても色あせぬ名作「名探偵モンク」をご紹介します

「名探偵モンク」って、どんなドラマ?


【一話完結・犯罪捜査・コメディ・完結】

本国放送開始:2002年

シーズン数:8(完結)

舞台:アメリカ合衆国 カリフォルニア州 サンフランシスコ市

犯罪現場のグロさ:ほとんどない

キスシーン・ベッドシーン:ほとんどない


舞台はアメリカ、サンフランシスコ。

主人公は元刑事のエイドリアン・モンク。

小さなことも見逃さない、いや、見逃せない「難儀な才能」である洞察力や観察力で難事件を次々と解決。

そんな彼は子供の頃から強迫性障害を患っていたのですが、最愛の人トゥルーディと結婚し幸せな生活を送っていました。

しかし最愛の妻トゥルーディを車の爆破事件により亡くすことに…

犯人も見つからず、ショックにより強迫性障害が悪化。休職を余儀なくされ、引きこもること約3年。元上司であるスタットルマイヤー警部の勧めで専属の看護士としてシャローナを雇います。シャローナから生活全般のケアを受けながら市警察のコンサルタントとして犯罪捜査に携わることに。

目指すは刑事としての職務復帰!

「名探偵モンク」は、復帰に向けて奮闘する様子を描いたドラマです。

「名探偵モンク」の、ここがみどころ!

まずお伝えしたいのは、「名探偵モンク」を観ると心が温まります。

それはきっと、登場する人がみんないい人だから。なので、心が疲れちゃった時におすすめ。

さて、本人は強迫性障害のことを「難儀な才能」と呼ぶんです。

本人は至って真剣なので、笑っちゃいけないんだけど、やっぱり笑っちゃう。

確かに難儀だけど「才能」と表現しているところが素敵でしょ。

悲劇によって悪化した精神的な持病。テーマとしてはとてもヘビーだけど、モンクのキャラクターやシャローナとの漫才のようなやり取りでコメディタッチに描かれていて重くない。

お気に入り登場人物

エイドリアン・モンク/トニー・シャルーブ

主人公のモンク。

誰にも、自分ではどうしようもない癖とか習慣ありません?

度合い的にはかなり差はありますが

  • 横断歩道の白だけを踏んで渡る
  • 寝ようとした時、洋服のねじれが気になって寝付けない
  • 喫茶店やレストランで大きな声で話す客の声が堪え難い雑音にしか聞こえない
  • 他人が素手で握ったおにぎりが食べられない
  • 病院など、備え付けのスリッパに履き替える場面で、スリッパを共有したくない

ほら、こんなんけっこーありがちですよね。モンクはこれの度合いが激強。

だからこそ、人が気付けない事に気付いて事件を解決することができるんです。

モンクが真面目であればある程、なぜか面白くなっちゃう不思議をお楽しみください。

最新出演作はこちら「名探偵モンク」のトニー・シャルーブ出演!「マーベラス ミセス メイゼル」primeオリジナル

シャローナ・フレミング/ビティ・シュラム

元々は普通の看護師ですがモンクの専属として雇われています。看護師とはいっても、モンクが患っているのは精神面…身体的なケアではなく精神的なケアを日常的にしている。

このシャローナ、一見イケイケの元ヤン感満載。でもとっても優しい!

モンクがからかわれたりバカにされたりすると言い返すし、モンクが発作を起こすとそれまでケンカしていても冷静に優しくなだめたり慰めたりしてくれる。

怒った時や不機嫌な時のやさぐれ感は「ミディアム」のアリソンに似てる。

ちなみに、降板理由はギャラ交渉で決裂したのだとか。あのスパイスがあってこそモンクの几帳面が映えるのだから…そこは合意までいって欲しかった…ギャラを上げなかったお偉いさんを許しません!

ベンジャミン・フレミング/ケーン・リチョット、マックス・モロー

シャローナの息子ベンジー。推定小学校3-4年生(1stシーズン時)

あの年頃でモンクを受け入れるとは、なんて良くできた少年だろうか。

あんな変なおじさん、あの年頃に出会ったら私なら絶対に近づかない…話さない…

親子でもないし友達でもない、大人と子供のバリアフリーなモンクとの関係性がほっこり。

ナタリー・ティガー/トレイラー・ハワード

シャローナの後任。シャローナとは正反対の上品な優等生タイプ。

はい、そうです。シャローナ派としてはとっても拒否反応出まくり…

でも落ち着いて。大丈夫。2、3話でまあまあ馴染みます。

仕方がない、そう言い聞かせて観ましょう。

(秘)正直私はだんぜんシャローナ派です。

リーランド・ストットルマイヤー/テッド・レビン

モンクの元上司。

モンクの実力は誰よりも分かっているけど、だからといって安易に復職させることもできない現実も分かっている。

シャローナ同様、モンクに振り回されながらもモンクを心配して大切に思っている人。

この人のやさぐれ感も愛嬌があって好き。

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ランドール・ディッシャー/ジェイソン・グレイ=スタンフォード

ストットルマイヤー警部の部下。

おバカ感満載。

モンクを茶化しては、シャローナに睨まれたり言い返されたりしている。

若い刑事が出てくるドラマはたいてい、シーズンを重ねるごとに成長するので、その過程もたのしめたりするけど…

ディッシャーは、ずーっと最後まで安定しておバカ。

いいんです。それがディッシャーなのだから。

Dr.チャールズ・クローガー/スタンリー・カメル

モンクの主治医。ドラマ中で度々クローガー先生との面談の場面が描かれている。

このクローガー先生とモンクのやり取りが絶妙で心地良い。

モンクの全てを受け入れるすごい人。なワケではなくて、もちろんドクターとしてモンクに理解を示しつつ、おかしな事を言うモンクに時には「はぁ?」ってちゃんとなるところが人間味があって共感できる。

2008年4月8日、心臓発作により亡くなりました。この時の制作陣の対応は、変に「転居した」とかではなく、ドラマでのクローガー先生も心臓発作により亡くなった設定としたエピソード(シーズン7・第1話)を製作。それにより、登場人物たちと共に視聴者も彼の死を惜しむことが出来ました。

さいごに

この「名探偵モンク」はとても昔のドラマ。

公開は2002年。

“2000年はじめって、最近じゃん”

と思った人はきっと昭和生まれですよね。お気持ちとーっても分かります。

が、しかし。2002年って20年以上前!(本記事作成2023年)そう考えると、そりゃこの服装とメイクのトレンド…折りたたみガラケー…当時自分もあんなんだったかと思うと寒気が…。もはやホラー。

何十年経とうが「名探偵モンク」が色褪せることはありません!時代やトレンドを超えた面白さがあるのです。

なのでどうか、「古いドラマ」だと決めつけずに1話だけでも試しに観てみてください!

登場人物はみんな良い人!犯罪捜査系だけど、グロい現場なし!ほっこりしたい時にもってこいのドラマです!

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