海外ドラマでスッキリしたい時におすすめ|言い逃れは許さない尋問のエキスパート「クローザー」

特集

主人公ブレンダはアトランタからロサンゼルス市警にやってきた「よそ者」「若い」「女性」「未婚」。これらを背負って自分の実力を発揮するために、古株の厄介なおじさま方に挑みます。

日常で蓄積したそのモヤモヤ、スッキリ代行いたします。そんなスッキリ爽快なドラマ「クローザー」を熱く語ります。

併せて、スピンオフドラマである「メジャー・クライム~重大犯罪課」もおすすめです。

どんなドラマ?

キャキャ
キャキャ

スイッチ入ったブレンダの目が好きです。

個人的なお気に入りシーンは(シーズン1・第13話/36:58~)。

ブレンダのクセのある謝罪の仕方がスカッとします。


【一話完結・犯罪捜査・女性が主役・完結】

本国放送開始:2005年

シーズン数:7(完結)

舞台:アメリカ合衆国 カリフォルニア州 ロサンゼルス市

事件現場の視覚的描写:強め

感情表現が強めの演出:多め

大人が視聴することを前提とした演出:頻度は中程度


CIAから警察署の各地を経てロサンゼルス市警やってきたブレンダ・リー・ジョンソンが主人公。本部長補佐官として引き抜かれ、新たに創設された殺人特別捜査班の班長を任されます。

彼女は巧みな尋問技術によって自白を引き出し事件をクローズさせる、クローザー。

裁判や司法取引ではなく自白させる話術と戦略が痛快です。

見どころ解説

ブレンダは、ロサンゼルス市警の中で昇格したのではなく、外部からの着任で市警にとっては全くの新参者。

なので彼女は、部下であるチームメンバーにもなかなか受け入れてもらえません。それだけでも悔しいのに、厄介な古参メンバーたちは何かと横槍を入れてきて彼女の活躍を阻みます。

観ていてとても辛い展開ばかりなのですが、そこをどうか堪えて観続けて欲しいのです。

まずはシーズン1を最後まで観て下さい。

シーズン1第1話とシーズン1最終話はリンクしています。その演出が秀悦。

ブレンダには敵が多いです。それは彼女の社交性や協調性のなさに問題があります。

しかし、想像してみてください。

ガチガチの男社会で活躍を妨害されたり、やっかみで中傷されたり、現場に出ても相手先は部下の男性刑事だけに挨拶をし、自分がリーダーだとは思われない、挨拶しても男性にしか挨拶返さない人なんてごまんとまいる。(最後のは私的経験です)

そんな環境で実績をあげなければいけない。それも人より何倍も多く。なぜなら、人並みでは認められないから。

そこで仲良しこよしのレクリエーションみたいな、ほんわかプレーができますか。

とっさの判断が必要とされる現場で、関係各所にお伺いを立てて根回ししてる時間がありますか。

ブレンダのように些か個人プレーが目立つくらいのことをしないと、生き残るのはもちろん実力を認められるなんて、ないのだと思います。

もちろん、そうしなくとも純粋に実力が認められる社会であって欲しいものです。

主要キャスト紹介・キャラ解説

ブレンダ・リー・ジョンソン / キーラ・セジウィック

父は元軍人、自分はCIA出身だったりのエリートさん。

正義感の塊のような人。

その正義感ゆえに、自分の信じる正義を果たす為には手段は選ばない、という矛盾を抱える人。なので横並びの連携は苦手で敵も多い。

いつもはニコニコ、むしろヘラヘラしてますが、スイッチ入ったブレンダの目にはワクワクさせられます。

ルイ・プロベンザ / G・W・ベイリー

愛すべきやさぐれおじさま、プロベンザ。

ブレンダの着任当初、みんなが彼女によそよそしく非協力的。そんな時も、媚びるわけではないが仲間を作って攻撃するような姑息なマネはしなかった。それがルイ・プロベンザ。

時代遅れな発言が多いものの、シンプルに、仕事が出来るか出来ないか、事件解決の為には協力が必要か否か、人間的にいいヤツかどうかで判断する意外と血が通ったおじさま。

「クローザー」の薬味的キャラクター。

ウィリー・レイ・ジョンソン / フランシス・スターンハーゲン

ブレンダのお母さん。たびたび登場して和ませてくれる。

上品でお茶目、だけど意外に細かな事実に気付くのはさすがブレンダのお母さん。

デビッド・ガブリエル / コリー・レイノルズ

ブレンダが、将来の出世を期待して目をかけている若きホープ。

優等生タイプですが、上司に取り入るタイプではありません。自分の意見はハッキリと主張する。

目的達成までは周りが見えなくなりがちなブレンダに振り回されながらも、意外にしっかり手綱を締める時も。

ブレンダがいつもかけているサングラスは、LAの強い陽射しに苦戦していたブレンダにガブリエルが買ってくれたもの。買い替えないところに微笑ましい関係性を感じる。

アンディー・フリン / トニー・デニソン

最初はくせが強くて人気者とは言えないキャラクターだったものの、辛抱してファーストシーズンを観ると、彼の刺々しい態度の奥にある暖かい心が見えてくる。

プロベンザとは、仲良しなようでケンカばっかりだったり、かと思えばかばい合ったり、なんとも微笑ましいおじコンビ。

総評

ブレンダには敵が多いです。

それでも部下がついてくるのは、ブレンダは理不尽に怒ったり威圧することは全くなく、その言動には必ず理由がある、そして自分の部下を信じて守り抜く人だと分かっているから。

しっかりとした信頼関係があるからこそなのです。

閉鎖的な環境で戦う全ての人に見てもらいたいドラマです。


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