モーガン好きなら見逃せない!シェマー・ムーア出演のS.W.A.T.

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おすすめ海外ドラマ
S.W.A.T. シーズン1
テレビ・シリーズと長編映画にインスパイアされた『S.W.A.T.(原題)』では、主演のシェマー・ムーア演じるスワットの巡査部長が、生まれ育った街、ロサンゼルスの治安を守る最後の砦である特殊戦術部隊を率いることになる。元海兵隊員のダニエル・“ホンド”・ハレルソンは、地元への忠誠心と、警官仲間に対する義務感との狭間で苦しみ...

こんにちは!

平日2時間、休日は6時間を海外ドラマ鑑賞に費やす生活を約20年続けているキャキャです!

私にとっての海外ドラマとは、心の避難場所。

ここでは私の勝手な目線でいろいろな海外ドラマをご紹介します。

みなさんも自分の避難先を見つけて一息つきましょう。

今回は「S.W.A.T」をご紹介します。

S.W.A.T.ってどんなドラマ?


【一話完結・犯罪捜査・アクション・マイノリティにフォーカス】

本国放送開始:2017年

シーズン数:プライム会員特典・1-5/レンタル、または購入6

舞台:アメリカ合衆国 カリフォルニア州 ロサンゼルス市

現場のグロさ:ほとんどなし

キスシーン:シーズンによっては多い

性的描写:たまに


ロサンゼルスのS.W.A.T.(特殊武装戦術部隊)の活躍を描くドラマ。

アクションはもちろん、人種差別やジェンダーなど社会的な問題にも焦点を当ている作品。

S.W.A.T.のここがみどころ!

心のスキマ埋めます

主役はホンドーという元海兵隊の現役S.W.A.T.隊員。

海外ドラマ、犯罪捜査系が好きな方にはお馴染みの「クリミナル・マインド」のあの人です!デレク・モーガン!

私もモーガンロスを味わった一人。

モーガン好きにはたまりませんよ!

これこれ!これ欲しかったのよ!ってなるやつ!かといって、二番煎じ感はありません!

プロファイラーであるモーガンはいつも冷静で理論的でしたが、ホンドーはもう少し人間味があるというか、いろんな事に悩んでいる等身大な感じがします。

そして、ちょっとチャラめだったモーガンより生真面目で硬派な印象。

アジア系よ立ち上がれ

個人的にこのドラマの好きなもう一つのポイントはアジア系がレギュラーキャストという点です。

しかも海外ドラマに出てくるアジア系は、空気読めない厄介なキャラか、たいていダサいIT系オタク。

でもこのドラマではイケてるアジア人として描かれています!

やったれ!タン!

とはいえ、アジア系への差別はアメリカドラマではほとんど表現されません。それだけ問題視さえされていないということでしょう。

実際タンも「アジア系はブロンドとは付き合えない」的なことを言ってました。

欧米でのリアルなアジア系のポジションですね。

そして、コロナ渦の撮影であろう時期のエピソードでは、当時問題になったアジア系へのヘイトクライムが描かれています。

ちょっとソフトな表現+あっさり終わった感はありましたが、それでもちゃんと問題として扱ったのはこのドラマくらいじゃないでしょうか。(キャキャのせっまーい世界での統計です)

リアルに近い社会問題

このドラマには、先述のとおり人種問題や地域格差、ジェンダーマイノリティーへの差別と無理解など様々な社会的問題にフォーカスしたエピソードが多いです。

歴史的な根深い溝

舞台となるロサンゼルスは過去にロドニー・キング事件や、その事件から派生したロサンゼルス暴動があった街。

当時のエピソードも体験談的に多く描かれています。

ジェンダー

ジェンダーマイノリティーが、自分である事を当たり前に生きることの難しさと苦悩をメンバーであるクリスを通して当事者目線で描かれています。

お気に入りの登場人物

ダニエル・ハレルソン/シェマー・ムーア

元海兵隊のS.W.A.T.隊員。愛称はホンドー。

チームリーダーだったバックが犯人追跡中に誤って黒人少年を撃ってしまったことが大問題になり、バックの後任としてリーダーに任命される。

本当はチームメイトのディーコンが適任だと思っていたし、彼がリーダー希望だということも知っていたため、最初はぎくしゃくするが次第にお互いを認め支えあう関係に。


ハレルソンの前身は「クリミナル・マインド」のデレク・モーガン!まずはこっちも観て!→「クリミナル・マインド」を観ずして犯罪捜査系海外ドラマは語れない!

デヴィッド・ケイ/ジェイ・ハリントン

愛称はディーコン。

バック退任後、自分がリーダーになるのだと思っていたらなんとホンドーが任命され落胆する。

葛藤の末にホンドーを支えていこうと決意。

信心深く、愛妻家で子だくさん。良心を絵にかいたようなディーコン。

そんなディーコン、犬のシュナウザーにしか見えないのは私だけでしょうか。

ジム・ストリート/アレックス・ラッセル

前任のチームリーダー、バックにロングビーチ市警察から引き抜かれて仲間入り。

無鉄砲で自信家。

実の母親は、DV夫を銃殺して刑務所に入っている。

息子を救った強く愛情深い母親かと思いきや、実は厄介なマニピレーターだった母。父親を正当防衛で殺した事になっているが、それも疑わしい。

母親との関係はジムにとって悪影響だと思い距離を取らせたいホンドーはじめチームメイト達と母親はしばしば対立する。

その板挟みでジムも苦しむが、自分を本当の意味で案じて尊重してくれる人がいる安全な場所を得てジムはただの甘ちゃんから責任感のある大人に成長していく。

ドミニク・ルカ/ケニー・ジョンソン

祖父の代からのS.W.A.T.隊員。それを誇りにも思い、また重圧にも感じている。

みんなのお兄ちゃん的な存在。

一見地味なキャラのようで、ジワジワと居なくてはならない存在となるのが不思議。

クリスティーナ・アロンゾ/リナ・エスコ

ロサンゼルスS.W.A.T.初の女性隊員。

「女には無理」という大前提の壁を死ぬ気の努力で乗り越えた人。

性自認は女性。恋愛対象は男女両方。

無知からの偏見と差別と職場でもプライベートでも戦っている。

傷付きながらも自分の心と向き合う姿は強く美しい。

ヴィクター・タン/デヴィッド・リム

元麻薬課の刑事なのでそっち系の情報網を駆使して捜査に役立てる。

繊細というか、たぶんアジア系特有のまじめさというか…優しさも含め、なじみい良いキャラクター。

ジェフ・マムフォード/ピーター・オノラティ

ホンドー達とは違うチームのリーダー。

ホンドーのチームといつも競い合っている。

最初はめちゃくちゃイヤミなおっさんで嫌いだったキャラだけど、だんだん良いヤツっぷりをちょいちょい出してきて「なんだいい奴じゃん」てなるタイプ。

最近は「くそじじいだな」と思うんですが、いい奴になるんで辛抱して観てやってください。(ナニ様ってくらい上からで申し訳ないです)

さいごに

このドラマはアクション好きにはたまらないはず!S.W.A.T.が題材なだけあって通常の警察モノより装備品から戦術までケタが違います!

とはいえ、ただのドンパチばかりではなくそれぞれの登場人物の人物像を丁寧に描いているので人間ドラマも楽しみのひとつ。

やっぱり敵地に突入して制圧する流れは圧巻!スカッとしますよ!

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