こんにちは!
平日2時間、休日は6時間を海外ドラマ鑑賞に費やす生活を約20年続けているキャキャです!
私にとっての海外ドラマとは、心の避難場所。
ここでは私の勝手な目線でいろいろな海外ドラマをご紹介します。
みなさんも自分の避難先を見つけて一息つきましょう。
今回は私のお気に入り避難先のひとつ「NCIS~ネイビー犯罪捜査班」をご紹介します。
このドラマはいくつかスピンオフドラマが展開していますが、私はやっぱりこの元祖が大好き!
このドラマを見ると明日の仕事も頑張れそうな気がするんです。
私のすさんだ現実の生活ではありえない職場での信頼関係…嫌味を言われてもキッパリと言い返したりきっちり見返す心地よさ!どれをとっても最高!
それでは、海外ドラマGEEKである私が勝手に解釈した詳細をご覧ください。
- 「NCIS ネイビー犯罪捜査班」てどんなドラマ?
- ここがみどころ!
- お気に入り登場人物 役名/役者名(出演シーズン話)
- リロイ・ジェスロ・ギブス/マーク・ハーモン(シーズン1第1話~シーズン19第4話)
- アンソニー・ディノッゾ/マイケル・ウェザリー(シーズン1~シーズン13)
- ケイトリン・ケイト・トッド/サッシャ・アレクサンダー(シーズン1~シーズン2)
- ティモシー・マクギー/ショーン・マーレイ(シーズン1第7話~)
- アビゲイル・シュート/ポーリー・ペレット(シーズン1~シーズン15第2話)
- ドナルド・マラード/デヴィッド・マッカラム(シーズン1第1話~)
- ジミー・パーマー/ブライアン・ディーツェン(シーズン1第1話~)
- ジヴァ・ダビード/コート・デ・パブロ(シーズン3第1話~シーズン11第2話、シーズン16第24話~
- ケイシー・ハインズ/ディオナ・リーズンオーヴァー(シーズン15第17話~)
- さいごに
「NCIS ネイビー犯罪捜査班」てどんなドラマ?
【一話完結・犯罪捜査・ヒューマンドラマ・完結】
本国放送開始:2003年
シーズン数:19(完結)
舞台:アメリカ合衆国
現場のグロさ:キツめ
キスシーン:たまに
性的描写:そんなにない
まずNCISとは、米海軍と海兵隊に関連する重罪級を扱う海軍犯罪捜査局(Naval Criminal Investigation Service)という法執行機関。
そこで活躍する捜査チームの日々を描いたドラマ。
ここがみどころ!
このドラマのポイントはやはりなんと言っても、登場人物たちのファミリー感!
たいていの海外ドラマがメンバーのファミリー感を大切にしているのだけど、本作品はその度合いが群を抜いている。
誰かに無条件に大切に思われる。
心から信頼できる人がいる。
普段は憎まれ口をたたいてケンカばかりしているのに肝心な時は必ず味方になってくれる。
悪いことはきちんと叱ってくれる。
時には近づきすぎず、そっと見守ってくれる。
そんな暖かい家族愛に溢れたドラマ。
お気に入り登場人物 役名/役者名(出演シーズン話)
(左から ジェスロ、ケイト、トニー、アビー、ダッキー)
リロイ・ジェスロ・ギブス/マーク・ハーモン(シーズン1第1話~シーズン19第4話)
捜査チームのボス。このギブス率いる捜査チームを中心にドラマは描かれている。ギブスは元海兵隊のスナイパー。ゆえに、いつも冷静沈着。そして骨の髄まで海兵隊。
まるで訓練された優秀な軍用犬のシェパードのよう。
寡黙で昔気質、最新の機器に疎くSNS用語などは部下の通訳が必要。
ドラマ中で部下の頭を叩くことが多いので昭和生まれの私でも「パワハラ大丈夫か?」と思うものの、部下との揺るぎない信頼関係があるからこそ成立するギブスの愛情表現。
寡黙なギブスが時々見せるいたずらっ子のような笑顔が劇的キュート!
アンソニー・ディノッゾ/マイケル・ウェザリー(シーズン1~シーズン13)
チームのムードメイカー。
遊び人キャラなのにモテるわけではない。中堅のくせにいつもふざけてばかり。人のプライベートに土足で踏み込んでイジりたおす。と、実際に職場にいたら絶対に関わりたくないタイプ。
でもこのチーム、新人達がしっかり言い返したり、きっちりやり返すことでただのパワハラを同僚間のコミュニケーションに昇華させている。
そしてやり返されたり言い返されると、ちゃんと落ち込んだり反省するところがトニーを憎めないカラクリ。肝心な時には後輩たちを守ってくれたり心配するお兄ちゃん的存在。
ケイトリン・ケイト・トッド/サッシャ・アレクサンダー(シーズン1~シーズン2)
大統領専用機エアフォースワンでの事件から始まる本ドラマ。そのエアフォースワンに乗っていたシークレットサービスの一員がケイト。そこでギブスからNCISに誘われて仲間入りすることになる。
負けん気が強く、トニーのセクハラ、パワハラにも真正面から立ち向かう姿は実に清々しい!なのに振る舞いはいつも品があるのでぶりっ子具合も嫌味がない。裏表なく陰キャにも優しい生徒会長タイプ。
(左から3番目がマクギー、5番目がジヴァ、ジヴァの前にジミー)
ティモシー・マクギー/ショーン・マーレイ(シーズン1第7話~)
MIT卒の秀才でチームのIT担当。いろんな他捜査機関をハッキングして情報を得る。
初期にアビーとの関係が一瞬発展したものの、すぐに良き友人関係に落ち着く。その経緯からアビーとは同僚以上の複雑な友情があるよう。
このドラマの裏テーマとしては、ピヨピヨでトニーやケイト、ジヴァからも散々からかわれていた彼の捜査官としてだけではなく一人の人間としての成長記録。
アビゲイル・シュート/ポーリー・ペレット(シーズン1~シーズン15第2話)
証拠品を分析をする科学捜査官。指紋から血液、DNA鑑定、その他さまざまな証拠品の分析をする。
普通、それぞれの分野担当の分析官がいるんじゃない?一人で全部ってあり得ないくない?
そんな真っ当な疑問はすべて無視しましょう。細かいリアリティをドラマに求めてはダメ。ドラマは全てがファンタジー!
いつもハッピーで、常に人の良い面を見て接して誰に対しても偏見も先入観も持たない純粋なアビー。
ただし、心を許すまでは警戒心強め。その落差も魅力のひとつ。
特にギブスとの親子のような信頼関係にはほっこり。
ドナルド・マラード/デヴィッド・マッカラム(シーズン1第1話~)
愛称はダッキー。
スコットランド出身の検死官主任。
ネクタイではなく蝶ネクタイ派。トレンチコートとハットを愛用する英国紳士の見本のような人。語り口も上品で、ただの弱者扱いではなく女性に敬意をもってレディ扱いする真の紳士。
博学ゆえ、思いつくと雑学披露が止まらない。本題を早く聞きたいみんなはちょっとウンザリすることましばしば。
威厳はあるのに決して偉ぶることはないお茶目なおじいちゃま。
ジミー・パーマー/ブライアン・ディーツェン(シーズン1第1話~)
ダッキーの助手。
当初はこのポジションのキャストが落ち着かなかったのだけど、やっと定着したのがパーマー。
天然でいつも一言二言多く、イジられキャラだけど意外にダッキーを上手く扱っている。
ダッキーを検死官として尊敬しているのはもちろん、父親のように慕う様子が微笑ましい。
人懐っこいビーグル犬のよう。
マクギー同様、ドギマギの新人から頼りになる中堅へと成長する姿は、私の重く暗い明日を照らしてくれる。
ジヴァ・ダビード/コート・デ・パブロ(シーズン3第1話~シーズン11第2話、シーズン16第24話~
ケイトの事件をきっかけにモサドから連絡係として派遣された捜査官。
初期はメンバーから拒否反応が出ていたものの、次第に仲間として受け入れられていく。
一匹狼タイプだけど仲間を思う気持ちは実は人一倍強い。
同じチームがゆえのトニーとのくっつきそうでくっつけない。冗談なのか本気なのか分からない色っぽい会話。しかしお互いの幸せを願ってそれぞれ別の愛を探す二人。大人の訳ありキュン。
イスラエル人であるジヴァ。数か国語を操るマルチリンガルであるものの第一言語でないのでときどき言い間違えるのだけど、指摘されて懸命に覚えようと正しい単語をつぶやく姿が愛らしい。
(右から2番目がケイシー)
ケイシー・ハインズ/ディオナ・リーズンオーヴァー(シーズン15第17話~)
アビーの後任の科学捜査分析官としてNCISに。
本作を代表するといっても過言ではないアビーがいなくなって、その後任ともなると観る方も身構えてしまったけど、いざやってくると一安心!
なんといってもケイシー自身がアビーを崇拝していることで高ポイント。
アビーがいなくなってからNCIS観てない、なんて方々がいれば声を大にして言いたい!
アビーはいないけど、ケイシーは大丈夫!みんな安心して続き観て!
アビーのイスに座るというより、アビーのイスはそのまま空けて横にニコニコしながら座っている、という感じ。
アビー同様、トゲがなく常にハッピーなキャラはやっぱりあの部屋には欠かせない素敵なスパイス!
さいごに
このドラマが始まったのはなんと2003年!
人気がなければ、ストーリーが途中だろうが躊躇なく打ち切りになるアメリカのドラマ。100話続くかがヒット作品としての第一関門なのだが、NCIS~ネイビー犯罪捜査班はもう20年も続いているスーパーロングラン!
最新話が配信リリースされてはいるのが、ぜひシーズン1の第一話から見て欲しい!
携帯は40歳オーバーには懐かしい折り畳み携帯、パソコン画面はブラウン管でクソ分厚くて…
今の若い人にしたらきっと時代劇レベルだけど…
チームが出来上がり、いろいろな苦難を共に乗り越えてファミリーとなる彼らを「観る」というより、その過程を共に体験してファミリーの一員になろう!