こんにちは!
平日2時間、休日は6時間を海外ドラマ鑑賞に費やす生活を約20年続けているキャキャです!
私にとっての海外ドラマとは、心の避難場所。
ここでは私の勝手な目線でいろいろな海外ドラマをご紹介します。
みなさんも自分の避難先を見つけて一息つきましょう。
今回は、アマゾンのプライムビデオで配信している、Amazonオリジナル「マクストン・ホール~私たちをつなぐ世界~」をご紹介します。
「マクストン・ホール〜私たちをつなぐ世界〜」って、どんなドラマ?
【学園ラブストーリー・青春】
配信開始:2024年
シーズン数:1
提供:Amazon Studios
舞台:イギリス(制作はドイツ)※オリジナルはドイツ語。英語吹替で観る場合でも、言語的な親和性により口の動きとの違和感はほどんどありません。外国語同士の吹替が気持ち悪い人にもおすすめ。
性的なシーン:第6話だけちょっと過激
その他:未成年の飲酒シーンが多い
とりあえず、恋愛マンガのキュン設定ぜんぶ乗せ。
主軸となるのは、ジェームスとルビーの格差恋愛学園ドラマ。
ジェームスは、老舗の大企業御曹司であり超絶イケメン、そしてスポーツ万能(=彫刻のような素晴らしい筋肉美をお持ち)でまさに高校の王子様。もちろん、恋愛マンガ王道の傲慢Sキャラでございます。
ルビーは、名門オックスフォード大学に入学し、その後も立派な職に就くことが人生の目標。その為に同じく名門高校であるマクストン・ホールに奨学生として入学した貧しい家庭の苦学生。周りがお金持ちや上流階級のお嬢とボンボンだらけの学校で、目立たぬように平穏に過ごすのが目標。全ては「オックスフォード大学→立派な職に就く→下流家庭からの脱出」この人生計画を遂行するため。
はい、マンガ好きの方はもうお分かりですよね。
敷かれたレールに沿って生きてきた、やんちゃなドS御曹司は、じゃじゃ馬のひたむきで真っ直ぐな心にあてられて、真実の愛と自分を見つけるのですよ。
御曹司ジェームス、最初は本当に嫌なやつですが、比較的早めにデレに転じてくれます。
キュンキュン、ニヤニヤしながら観ましょう。
「マクストン・ホール〜私たちをつなぐ世界〜」の、ここがみどころ!
いや、くどいようですが。言わせてください。
はい、このドラマにはキュンが詰まってるんです!てんこ盛りの無重力!
キュン要素って、文化を超えて世界共通なんですね。
こんなにアツくなっている私ですが、実は恋愛マンガの実写化は私は苦手です。
せっかく夢の世界に浸っていたのに、甘い甘いセリフを人間が発した途端に現実に戻ってしまうというか…マンガとして読むとキュンとしたセリフも、生身の人間から発せられると、途端に小っ恥ずかしくなります。それはもう、演技力とかの問題ではないのです。
設定も正直、日本の現実社会ではフィットしませんしね。
そのムズムズをこのドラマは見事に解決しています。
それは何かというと、
・甘くキザなセリフ→“西洋文化ですものね”
・日本の実社会ではあまり馴染みのない設定(貴族や世界的富豪の集まり)→“欧米ではそうなのか”
ってな具合で、異文化として受け入れやすいのです。
それらがバツグンに“夢の世界”を守ってくれています。
そして、主軸はジェームスとルビーの物語。ですが先程「詰まってる」と申しました。はい、それだけではないんです。
サイドストーリーとして、
・高校教師と生徒の禁断の愛
・主従関係の禁断の愛
・そして同性愛者をカミングアウトしている男子とまだハッキリとは自認さえしていない男子。二人の葛藤と駆け引き。
ほら、人気設定てんこ盛りでしょ。
「マクストン・ホール〜私たちをつなぐ世界〜」の、お気に入り登場人物
ジェームス・ビューフォート/ダミアン・ハルドン
まずは、筋肉好きさん達に朗報。ファーストシーズン、第一話。再生をポチっとしてから33秒。
はい、そこで一度、停止しましょう。
何が?って方は本編にてご確認ください。
このシーンを導入部にぶっ込んだ監督さんか演出さんかは、分かってらっしゃる!信頼できる人!
肝心の彼のキャラですが、前半は見事にイラっとするゲス野郎っぷり。
いや、正直「クソガキがっ」と思うのですが、後にやってくるであろうデレを期待してぐっと我慢です。
期待通り、デレに転じてからの彼はひたすら可愛いのです。
もう、それしかありません。色々と眼福。
ルビー・ベル/ハリエット=ヘルビヒ・マッテン
父が車椅子生活で母が生計を立て、ルビーもカフェでアルバイトしているという苦学生。
それでもまずはオックスフォード大学に入学するという目標を健気に追い続ける。すべてはより良い人生のために。
化粧っ気もないルビーだけど、美しく強い意志を持った瞳が素敵。
リン/Andrea Guo
元は実業家一家のお嬢様だったけど、事業失敗により破産と両親の離婚を経験。
ルビーとは、パリピのお嬢様たちに馴染めない同士で仲良し。
何かといいアシストをしてくれる。
リディア・ビューフォート/Sonja Weibeβer
ジェームスとは双子。
最初はすんごく嫌な奴だけど、シーズンが進むうちに彼女が抱えたいろんな事情が見えてきて、なんとなく共感する部分があったり。
シーズン後半は「え、いいやつやん」ってところも見えたりして。
今後、大好きなキャラになる予感。
パーシー(ビューフォート家の運転手)
ジェームスとルビーを暖かい目で見守ってくれている。
きっと今後のキーパーソンかな?
さいごに
海外ドラマを観続けて20年以上。今まで、一話完結・犯罪捜査系・サスペンス系・しか観ていませんでした。
そんな私は最近、電子マンガにハマり、スクロールの要である親指が腱鞘炎です。そんなに好きだけど、アニメ化や実写化には反対派。その理由は先述していますが、一言でいうと夢が崩れるからです。
海外ドラマ派だからかもしれませんが、日本を舞台にされるとなんだか一気に現実味がでてきて…ゾワっとします。だって、夢の世界だから浸っていられるのですから。
そんな私が、この「マクストン・ホール〜私たちをつなぐ世界〜」を観て「これこれこれ!」ってなったんです。恋愛マンガを読みながら、脳内で私が監督した映画を観ているようだったんです!2次元の夢をぶち壊さないでくれてありがとう!
「恋愛マンガなんて、学生以来読んでないわ」って方、大人ならではの視点があったりして、意外にハマりますよ。
まずはこの「マクストン・ホール~私たちをつなぐ世界~」をお楽しみください。肌にツヤがでますよ!(個人の見解です)