こんにちは!
平日2時間、休日は6時間を海外ドラマ鑑賞に費やす生活を約20年続けているキャキャです!
私にとっての海外ドラマとは、心の避難場所。
ここでは私の勝手な目線でいろいろな海外ドラマをご紹介します。
みなさんも自分の避難先を見つけて一息つきましょう。
今回は「MAJOR CRIMES~重大犯罪課」をご紹介します。
「MAJOR CRIMES~重大犯罪課」ってどんなドラマ?
【一話完結・犯罪捜査・ファミリー愛・女性が主役・完結】
本国放送開始:2012年
シーズン数:6(完結)
舞台:アメリカ合衆国 カリフォルニア州 ロサンゼルス市
現場のグロさ:キツめ
キスシーン・ベッドシーン:たまに
「クローザー」のブレンダがチームを去った後、殺人特別捜査班はシャロン・レイダーをチーフに任命し「メジャークライム」重大犯罪課として再出発。
クローザーでは内部調査員だったシャロンが指揮をとります。
自白を引き出し、事件に決着を付けてきた特捜班とは違い、新しい本部長の意向により重大犯罪課では司法取引により事件を終結させます。
「MAJOR CRIMES~重大犯罪課」ここがみどころ!
最初はもちろん、チームのみんながシャロンに反発します。そこはやはり、だんだんとチームがまとまっていく展開。
はい、私的なみどころはソコではないんです。
みなさんに注目して欲しいポイントはズバリ、
血の繋がらない親子愛です。
クローザーで事件の重要参考人となったラスティをシャロンが自宅で一時的に保護するところから始まります。
猛反発するラスティ。冷静沈着、むしろ冷血な女だと思っていたあのシャロンが彼に親身になり寄り添い、あたふたして悩んだり傷付いたりします。
え。いいヤツじゃん!てなるやつ。
当然ラスティはシャロンと血は繋がっていませんが、むしろ他人なのに自分を受け入れてくれたという揺るぎない信頼があるように見えます。
生い立ちもかなり複雑で繊細がゆえに周りに反発しがちで、「普通」と呼ばれる人とは違う性質を持つラスティ。そんなラスティをシャロンは彼そのままで受け止めます。
ラスティがシャロンをはじめ重大犯罪課のみんなに心を開いて行く様子こそ、このドラマのみどころです。
お気に入り登場人物
シャロン・レイダー/メアリー・マクドネル
重大犯罪課のチーフ。
元はみんなの嫌われ者、内部調査員でした。
クローザー時代は
冷血で融通の効かない嫌な女だ!
と思っていましたが、メジャークライムでは彼女の人間みが溢れていてイメージが一気に変わります。
ブレンダ派なあなたも、ラスティとのやり取りを見ればすぐに彼女をチーフとして受け入れられるはず。
ラッセル・ベック/グラハム・パトリック・マーティン
彼がラスティ。
このドラマには欠かせない人物。シャロンの懐の深さ、チャーミングさを引き出します。
最初は言う事を聞かず屁理屈ばかり言うクソガキでしたが、彼の心の内に触れると好きにならずにはいられません。
彼とシャロンやその周りの人との関わりの変化を見ると、保護猫の人慣プロジェクトを見ているよう。
ルイ・プロベンザ/G・W・ベイリー
「クローザー」に続き、やっぱりプロベンザは私のお気に入り!
憎まれ口を叩くけど、腐ってはいない。実は仲間思い。
組織内の規律には疎いけど、正義感はちゃんとある。
やっぱり愛すべきクソじじいは健在。
バズ・ワトソン/フィリップ・P・キーン
取調室の音響技師。
クローザー時代、特に前半は全く印象に残らないキャラクターでしたが段々と存在感を強め、この「MAJOR CRIMES~重大犯罪課」では遂に、なくてはならない存在に!
バズとラスティの関係性、微笑ましく大好きです。
さいごに
基本的に犯罪捜査ものです。
でも、このドラマを一言で表すなら
家族愛
これしかないと思います。
家族っていろんな形があります。血の繋がりが全てじゃない。
みんな、自分のタイミングで自分らしく生きていけたらいいな。そう思わせるドラマです。