※本記事には、「モブランド」シーズン1の内容に関するネタバレが含まれる恐れがあります。未視聴の方はご注意ください。
「モブランド」は、裏社会を舞台に、人間の欲望と裏切りが静かに、しかし確実に連鎖していくクライムドラマです。
物語は、ロンドン裏社会の大物である、ハリガン家とスティーブンソン家の対立を軸にして起こる様々な人間関係とそれぞれの生き方が描かれています。
表向きの顔と裏の顔を使い分けながら生きる登場人物たちの選択は、やがて取り返しのつかない結果へとつながっていきます。
この記事では、ドラマ「モブランド」のシーズン1について、各話のあらすじ・感想記事へのリンクを一覧でまとめています。
「モブランド」シーズン1の作品概要
「モブランド」は、イギリスとアメリカが共同で製作したクライムドラマです。
配信サービス:Paramount+
シーズン話数:10話
シーズン1あらすじ(ネタバレなし)
ロンドンの裏社会では長年にわたり、暗黙のうちに敷かれた境界線を守ることで、微妙な均等が保たれていました。しかし、ある出来事がその境界線を壊してしまいます。
建前の裏では、疑念と不信が広がり、忠誠を貫く者、状況に適応しようとする者、それぞれの思惑が交錯していきます。
警察や政治、ビジネスといった“表の世界”も絡み、事態は単なる裏社会の問題ではなくなっていくのです。
シーズン1では、登場人物たちの過去や立場が徐々に明らかになり、誰が信頼できて、誰が危険なのか、その輪郭が少しずつ浮かび上がっていきます。
派手な抗争よりも、決断とその代償に焦点を当てたシーズン1は、この先の展開を左右する“土台”となっています。
シーズン1の見どころ
関係性が崩れていく過程を丁寧に描く人間ドラマ
シーズン1では、大きな事件そのものよりも、「信頼が揺らぐ瞬間」や「疑念が芽生えるきっかけ」が細やかに描かれています。
長年築いてきた関係が、少しずつ歪んでいく過程が印象的です。
過去と現在が交差する、心理描写の積み重ね
登場人物たちの選択の裏には、それぞれの過去が影響しています。
回想シーンを通して明らかになる背景が、現在の行動に説得力を与え、感情移入しながら物語を追うことができる構成になっています。
“誰の正義なのか”を考えさせる構図
警察、犯罪組織、ビジネスサイド。
それぞれに譲れない事情があり、単純な善悪では割り切れない。
視聴者自身も、登場人物の選択に対して考えさせられる余韻を残す演出となっています。
作品をより理解するための補足解説
作品をより理解するための、文化的背景、または日本ではあまり馴染みのない言葉・用語などを簡単に解説します。
メイヴとコンラッドが歌った曲の意味は?
【エピソード9】メイヴとコンラッドが歌った曲は「Twenty Men from Doblin Town」という曲です。
1803年、英国軍に抵抗したダブリン(アイルランド)の兵士たちを称える反英歌です。
メイヴとコンラッドもアイルランド出身なので、自分らをダブリン兵士に見立てた言動のようです。
(ダブリン兵士)VS.(英国軍兵士)=(メイヴとコンラッド)VS.(英国の警察組織)という演出です。
シーズン1を観終えた人におすすめ視聴ポイント
シーズン1を通して注目したいのは、登場人物たちの選択がどの時点で分岐していたのかという点です。
序盤では、小さなことに見えていた決断や判断が、後半になると確実に物事に影響を及ぼしていることに気付くのです。
また、誰が正しい行動を取ったのかではなく、なぜその選択をせざるを得なかったのか、という背景にまで目を向けると、物語の印象は大きく変わります。
忠誠、恐怖、過去の記憶、言葉にされない感情が、行動の端々に現れている点も見逃せません。
シーズン終盤で残された不安定な関係性や火種は、次の展開への単なる伏線ではなく、すでに取り返しのつかないことにまで変化した事実なのです。
ひとつひとつの選択を軽視せず、それらが分岐点であったと認識しながら振り返ると、シーズン1の重みがより際立つのではと思います。
「モブランド」シーズン1各話まとめ
以下に、「モブランド」シーズン1各話の簡単なあらすじと解説記事へのリンクをまとめています。
エピソード1:Stick or Twist
長年、絶妙な距離を保ってきたハリガン家とスティーブンソン家だったが、その均等がついに崩れる。
エピソード2:Jigsaw Puzzle
事態の収拾に、ハリガン家お抱えのフィクサーであるハリーが奔走する。
エピソード3:Plan B
事態を乗り切るため、コンラッド、メイヴ、ハリー、それぞれが解決案を考え、実行する。
エピソード4:Rat Trap
ただでさえ忙しい最中、ハリーは個人的な問題も抱えていた。
エピソード5:Funeral for a Friend
ハリガン家のみんなが窮地の中、長男のブレンダンは単独で動いていた。
エピソード6:Antwerp Blues
対立が本格化し、ハリーの家族を含むハリガン一味はコンラッド所有する邸宅に避難する。
エピソード7:The Crossroads
ハリガン邸に避難中のジャンは、厄介ごとに巻き込まれる。
エピソード8:Helter Skelter
新たな登場人物を迎え、より複雑に、よりスピーディに展開しだす。
エピソード9:Baggars Banquet
動きだす者、区切りをつける者、それぞれのストーリーが展開する。
エピソード10:The Beast in Me
各所、片付いたように見えた。
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