「ファイア・カントリー」は、炎と戦うドラマであると同時に、人生のやり直しを描いたドラマでもあります。
過去の過ちを抱えた主人公が、受刑者として山火事の最前線に立つ中で、家族や故郷、そして自分自身と向き合っていく。
派手なアクションだけで終わらない、人間ドラマの重さが心に残るドラマです。
「ファイア・カントリ―」って、どんなドラマ?

風貌が「レバレッジ~詐欺師たちの流儀」のエリオットに似てる。
優しげマッチョのジャンプスーツ姿は素敵
本国放送開始:2022年
火災現場の描写:犠牲者が出る場合が含まれます。一部、緊迫感のある描写がありますので、ご注意ください。
感情表現が強めの演出・大人が視聴することを前提とした演出:たまにある
どんなドラマ?
荒れた日々を送り、ついに酒屋強盗で逮捕されたボーディ・ドノヴァン。刑期は5年。
ある時、弁護士から刑期短縮のための、プログラムを勧められ、参加することに。
それは、カリフォルニアで消防士と共に山火事を中心とした消火活動に参加するというもの。
配属先に移動するバスでボーディは動揺する。なぜなら、行き着いたのは故郷のエッジウォーター。
手放したはずの全てのものが、まだそこにある生まれ故郷。家族がいる町。
山火事の消火活動を中心に、事故や災害などでの救助活動を通して、ボーディが抱えた悲しい過去、家族愛、家族だからこその反発、すれ違い、そして過ちを犯した人の人生再生の歩みが描かれる。
活動する火災や事故などは一話ごとで解決するので、一話完結とヒューマンドラマの両方のいいとこどりなドラマです。
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見どころ
製作が安心、安全、期待大
まずは、製作総指揮は「CSI:科学捜査班」でおなじみ、ジェリー・ブラッカイマー。
ブラッカイマーファンには、話の展開や物事の切り取り方に馴染みがあって入り込みやすいと思います。
マッチョが大活躍
主人公のボーディが、なんとも優良筋肉。
ワイルド系なのにイカツくもなく、優しさと品の良さが溢れるなごみ系マッチョ。
例えるならば、ドーベルマンとうより、セントバーナードです。
おなじみの登場人物たち
個人的に好きなのが、ボーディのママ。
海外ドラマ「NUMBERS天才数学者の事件ファイル」のメーガンです。当時も大好きなキャラだったので、会えてうれしくなりました。
主要キャスト紹介・キャラ解説
ボーディ・ドノヴァン / マックス・エリオット
個人的には一目惚れです、
あの美しい筋肉とワイルドなひげと無造作長髪、なのにイカつくならないのは、目元の表情が優し気だからだと思います。
人柄的にも。妹思いの優しいお兄ちゃん。そんな彼が刑務所に入ってしまうほど荒れてしまったのは、その優しさと繊細さゆえ。
根っからのワルではないので、家族思いで更生の意欲もあるし、女性に対して優しく、正義感もあり、なんだかんだで上司にも気に入られる。
シャロン・レオーネ / ダイアン・ファール
消防局の局長。一見タフな印象なのにキュートな面が魅力を倍増させている。
家族思いで、いつまでも、息子は息子。
息子を守る姿が、ただの子離れできない甘やかしママに見えないのは、シャロン自身が精神的に自立した芯のある女性だからだと感じます。
イブ・エドワーズ / ジュールス・ラティマー
笑顔が可愛いが、タフな消防隊員。
同じ消防隊の兄とボーディとの良い緩和剤になってくれてる。
フレディ・ミルズ / W・トレ・デイビス
ボーディと同じく刑期短縮のプログラムに参加している受刑者。
フレディは、刑期短縮というよりは労働にたいして支払われるお給金目当て。というのも、出所後にフードトラックを買って生計を立てるという目標を持っているから。
憎めないキャラでボーディといいコンビ。
総評
一見、世間でいうところの“道を踏み外した”人たち。その人たちは、元々邪悪な精神でもう決して改心することはないのでしょうか。
ごく一部の人以外は、犯罪をしたくてしたわけじゃない人、本当にやってないのに弁明の機会さえ与えてもらえない人、人生を立て直したいのにやり方が分からない人、そんな事情のある人だっているのだと思います。
もちろんこれはドラマ。こんないい具合にやり直しがきく人生なんでないということも念頭に置きつつ、しかしそれこそがドラマという世界のいいところでもあります。
ドラマなんだから、思いっきりいい人たちに囲まれて立ち直って、かっこよく活躍して、未来に期待する様を観て、毎日の活力としようではありませんか。


