災害への備えとして非常用トイレを用意しようと思っても、「50回分で足りるの?」「家族4人なら何箱必要?」「防臭袋付きの商品を選んだほうがいい?」と迷っていませんか?
非常用トイレは、セットの回数だけで選ぶのではなく、家族の人数と備蓄したい日数から必要量を計算することが大切です。
たとえば、1人1日5回を目安にすると、50回分は1人なら約10日分、4人家族なら約2.5日分に相当します。
この記事では、非常用トイレ50回分で何人・何日使えるのかを人数別に解説します。さらに、購入前に確認したいポイントと、アイリスオーヤマ・トイレの神様・Qbitの非常用トイレを比較して紹介します。
自分の家庭に合った備蓄量を確認して、いざというときに困らないよう準備しておきましょう。
| 家族の人数 | 3日分 | 7日分 |
| 1人 | 15回分 | 35回分 |
| 2人 | 30回分 | 70回分 |
| 3人 | 45回分 | 105回分 |
| 4人 | 60回分 | 140回分 |
| 5人 | 75回分 | 175回分 |
※1日5回使用の場合
非常用トイレ50回分は何人分?家族の人数別に計算
非常用トイレ50回分で何日使えるかは、家族の人数によって異なります。
備蓄量を計算するときは、1人あたり1日5回を目安にすると必要数を把握しやすくなります。経済産業省も、災害に備えて1人あたり1週間35回分の備蓄を推奨しています。
1人1日5回を目安に必要回数を計算する
非常用トイレの必要回数は、次の計算式で求められます。
家族の人数 × 1日5回 × 備蓄したい日数 = 必要な回数
たとえば、4人家族で3日分を備蓄するなら、4人×5回×3日で60回分が目安です。
7日分を備蓄する場合は、4人×5回×7日で140回分が必要になります。
実際のトイレの使用回数には個人差があるため、子どもや高齢者がいる家庭では、余裕を持って備えておくと安心です。
非常用トイレ50回分で使える日数
| 家族の人数 | 1日分の目安 | 50回分で使える日数 |
| 1人 | 5回 | 約10日 |
| 2人 | 10回 | 約5日 |
| 3人 | 15回 | 約3.3日 |
| 4人 | 20回 | 約2.5日 |
| 5人 | 25回 | 約2日 |
※1人1日5回として計算した目安です。実際の使用回数や商品によって、必要な備蓄量は変わります。
1人暮らしなら50回分でも比較的長く使えますが、4人家族では約2.5日分です。
家族の人数が多い場合、50回分を1箱購入するだけでは、十分な備蓄量にならない可能性があります。
3日分・7日分を備蓄するなら何回必要?
たとえば、4人家族なら50回分を1箱購入しても3日分には届きません。3日分なら60回分、1週間分なら140回分を目安に準備しましょう。
なお、災害時には断水などによって自宅の水洗トイレが使えなくなることがあります。集合住宅では排水設備の状況にも注意し、自治体や建物管理者の案内に従ってください。
非常用トイレ50回分を選ぶときの3つのポイント
非常用トイレは、回数や価格だけで比較すると、必要な付属品が足りなかったり、使用後の処理に困ったりすることがあります。
購入前に、次の3点を確認しておきましょう。
凝固剤と排泄袋は必要回数分入っている?
最初に確認したいのが、凝固剤と汚物袋の数量です。
「50回分」と表示されていても、付属する袋の枚数や防臭袋の枚数は商品によって異なります。
たとえば、凝固剤が50個入っていても、防臭袋が50枚付属するとは限りません。防臭袋が複数回分の汚物袋に対応する商品もあるため、セット内容を確認することが大切です。
また、商品によっては、便器カバーや手袋などが付属します。追加で購入する必要があるものを把握しておけば、災害時に慌てずに済みます。
使用期限・保存期間はどれくらい?
非常用トイレは、長期間保管することを想定して購入する人も多いでしょう。
商品によって保存期間や使用期限の表示は異なります。10年や15年などの長期保存をうたう商品もありますが、購入時にはメーカーの公式情報を確認してください。
あわせて、保管条件や使用期限の管理方法もチェックしておきましょう。
せっかく備蓄しても、必要なときに使用できなければ意味がありません。購入日や期限をメモしておくと、定期的な見直しにも役立ちます。
防臭袋付きなら使用後の処理がしやすい
非常用トイレを選ぶときは、使用後の臭い対策も重要です。
凝固剤は排泄物の水分を吸収して固めるためのものですが、固めることと臭いを抑えることは別の役割です。
防臭袋が付属する商品なら、使用後の汚物袋をさらに包んで保管する際に役立ちます。
ただし、防臭袋の性能や枚数は商品によって異なります。防臭対策を重視するなら、袋の仕様やセット内容を比較して選びましょう。
非常用トイレ50回分のおすすめ商品3選
ここでは、非常用トイレ50回分を探している人向けに、比較候補となる3商品を紹介します。
価格だけでなく、凝固剤・汚物袋・防臭袋の内容や保存期間も確認して選びましょう。
1.アイリスオーヤマ 非常用トイレ 50回分
アイリスオーヤマの「非常用トイレ 10g 50回分(BTS10-50)」は、必要な回数をまとめて備蓄したい人に向く候補です。
メーカー公式情報では、凝固剤50個、汚物袋55枚、防臭袋12枚がセットになっており、工場出荷時点で15年の保管期限を確保しています。
こんな人におすすめ
- まずは50回分をまとめて備蓄したい人
- 保存期間を重視して選びたい人
- 防臭袋も一緒に用意しておきたい人
購入前には、販売ページで型番が「BTS10-50」であることを確認しましょう。同じブランドでも回数の異なる商品があるため、セット内容を見間違えないよう注意してください。
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2.トイレの神様PREMIUM 50回分
「トイレの女神PREMIUM」は、災害による断水時などに備えておきたい、非常用トイレのセットです。
50回分のセットには、凝固剤50個・排便袋50枚・処理袋10枚のほか、防災ブックと説明書が付属しています。凝固剤はアルミパッケージに入っており、劣化しにくい仕様なのも特徴です。
使用後の排泄物を処理するための袋もセットになっているので、非常時のトイレ対策をまとめて準備したい人に向いています。
こんな人におすすめ
- 非常用トイレを50回分まとめて備蓄したい人
- 凝固剤だけでなく、排便袋や処理袋も一緒に用意したい人
- 防災ブックを参考にしながら災害への備えを進めたい人
購入前には、凝固剤の保存期間や保管条件、処理袋の枚数を販売ページで確認しておきましょう。
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3.Qbit いつでも簡単トイレEX 50回分
Qbitの「いつでも簡単トイレEX」も、非常用トイレの比較候補です。
販売ページでは、50回分の商品や消臭を重視したタイプが案内されています。凝固剤の内容量や付属品、保存期間などを確認しながら、ほかの商品と比較してみましょう。
こんな人におすすめ
- 凝固剤の仕様や消臭対策を比較したい人
- 付属品がまとまったセットを探している人
- 50回分の価格と内容を比べて選びたい人
購入時には、販売ページに記載された保存期間、凝固剤の個数、排泄袋や防臭袋の枚数を確認してください。商品名が似ていてもセット内容が異なる場合があります。
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| 比較項目 | アイリスオーヤマ | トイレの神様 | Obit |
| 商品 | BTS10-50 | トイレの神様PREMIUM | いつでも簡単トイレEX |
| 回数 | 50回分 | 50回分 | 50回分 |
| 凝固剤 | 50個 | 50袋 | 50個 |
| 防臭・処理袋 | 12枚 | 10枚 | 3枚 |
| 保存期間 | 15年 | 15年 | 15年 |
| 選ぶ際のポイント | 長期保存と備蓄量 | 携帯おしりシャワー付き | 手袋も50枚ついてくる |
※それぞれの商品は販売ページで現行仕様を確認してから比較してください。価格・在庫は変動します。
非常用トイレ50回分では足りない家庭は100回分以上も検討しよう
家族の人数が多い場合や、1週間分の備蓄を目指す場合は、50回分だけでは足りないことがあります。
たとえば、4人家族の場合、1日20回分が目安です。3日分なら60回分、7日分なら140回分が必要になります。
4人家族なら3日分でも60回分が目安
4人家族で3日分を備蓄するなら、60回分を目安に準備しましょう。
50回分のセットを1箱購入した場合は、必要数に10回分足りません。追加で購入するか、最初から大容量セットを選ぶ方法があります。
ただし、セットによっては付属品の枚数や防臭袋の仕様が異なります。単純に回数だけで判断せず、必要な備品がそろっているかも確認しましょう。
7日分を備蓄するなら家族の人数から計算する
経済産業省は、1人あたり1週間35回分の備蓄を推奨しています。
4人家族なら140回分、2人家族なら70回分が目安です。
一度にすべてそろえるのが難しい場合でも、まずは必要な回数を計算し、少しずつ備蓄を増やしていく方法があります。
50回分を複数セット買う方法と大容量セットを比較する
50回分を複数セット購入する方法と、100回分以上の大容量セットを購入する方法には、それぞれメリットがあります。
複数セットなら、保管場所を分けたり、必要に応じて持ち出したりしやすい場合があります。一方、大容量セットは1回あたりの価格が抑えられる商品もあります。
購入前には、セット全体の価格を必要回数で割り、1回あたりの価格を比較してみましょう。
ただし、安さだけでなく、保存期間、付属品、保管スペースも含めて判断することが大切です。
非常用トイレについてよくある質問
非常用トイレは50回分あれば十分?
必要な回数は、家族の人数と備蓄日数によって異なります。
1人なら約10日分、4人家族なら約2.5日分が目安です。1週間分を備蓄する場合は、1人35回分を目安に必要数を計算しましょう。
非常用トイレは何年保存できる?
保存期間は商品によって異なります。10年や15年などの長期保存をうたう商品もありますが、購入時にはメーカーの公式情報やパッケージの表示を確認してください。
また、保存条件によっても管理方法が異なる場合があるため、保管場所にも注意しましょう。
凝固剤と防臭袋は両方必要?
凝固剤は排泄物の水分を吸収して固めるためのもの、防臭袋は使用後の臭いを抑えるためのものです。
それぞれ役割が異なるため、使用後の処理や保管まで考えて選ぶことが大切です。防臭袋が付属していない商品を選ぶ場合は、別途用意することも検討しましょう。
災害時は普通の水洗トイレを使ってもいい?
断水時や排水設備に問題がある場合は、普段どおりに水を流すことでトラブルが起きる可能性があります。
災害時は自治体や建物管理者の案内を確認し、必要に応じて携帯トイレや簡易トイレを使用してください。
まとめ|非常用トイレ50回分は家族の人数から必要数を計算しよう
非常用トイレ50回分で何日使えるかは、家族の人数によって異なります。
1人1日5回を目安にすると、50回分は1人なら約10日分、4人家族なら約2.5日分です。
商品を選ぶときは、回数や価格だけでなく、凝固剤と汚物袋の数量、保存期間、防臭袋の有無も確認しましょう。
- 必要な備蓄回数を家族の人数から計算する
- 保存期間や付属品を比較する
- 価格だけでなく1回あたりの費用も確認する
災害が起きてから慌てないように、まずは家庭に必要な回数を確認し、無理のない範囲で備蓄を進めておきましょう。


