※本記事は、作品を視聴済みの方向けに、個人的な感想や解釈を中心にまとめたコメント記事です。物語の展開に関わる表現を含むため、未視聴の方はご注意ください。
作品の概要や基本情報については、作品ホーム記事をご覧ください。
エピソード9:トライアド
あらすじ
中国マフィアの大暴れでより厄介な状況となる中、事を荒立てた張本人、スレッシャーは打開策を見つける。
視聴前に知っておきたい注意点
①26:13~26:33 ②29:53~29:58 流血を伴う描写があります。
視聴前に知っておきたいこと/ニッコロ・マキャベリとは?
19:43
「“復讐をなすなら 完膚なきまでにやれ さらなる復讐を恐れずに済むであろう”」
ドワイトが上記の言葉を引用しています。
マキャベリとは、イタリア、ルネサンス期の思想、政治家、作家と様々な顔を持つニッコロ・マキャベリ(1469年~1527年)のことです。
「君主論」が有名で、理想ではなく現実的な視点で君主とは、治世とは、を論じています。
目的のためには手段を選ばないといったマキャベリズムの語源となった人物。
ドワイトが引用した言葉も、マキャベリズムを表しています。
ひとりコメント欄
・01:23 ジミー…そっかー
・05:53 アーマンド、そんな大金持って国境越えられると思うかい?あ、そうだよね。
・14:41 打倒ミンで連合組むってこと?
・16:59 タイソンパパの話、すごくいいんだけど。これ、ママが被害にあってたら、こんな風にまとまらなかったよね。被害を受けた本人にしかできない解決法だ。
・24:57 アーマンドが思った以上に厄介になってきた
・25:48 ん?夜中の牧場?ドワイト泊まってないよ?何か仕掛けるの?
・26:39 あれ?アーマンドってこっち側だったの?え、いつから?
・28:34 あのオノですね。えぇ、それ使いましょ
・29:13 タイソン…それやったらもう戻れないよ
・30:36 あー!あの時の来客って、アーマンドだったのか!
・34:17 あ、チッキーの存在忘れてた
観終わって思ったこと
最大の厄介事が片付き、爽やかな音楽が流れる中のエンディングだったのですが、やはり気がかりなことがあります。
ドワイトはアーマンドに対して「人を殺してない限り まだ間にある やり直せるんだ」(32:15)と言っていました。
しかし、ドワイトはミンの始末をタイソンにさせます。(29:08)
ドワイト論でいくと、タイソンはもうやり直せないことになるのです。
今までも乱闘で人を殺してはいるでしょうが、こんなに直接的に手を下すことはありませんんでした。報復だとしても、敢えてそれをタイソンにさせたドワイトの思惑は一体何でしょう。
裏社会で一人前になるように、経験を積ませたのでしょうか。
いずれにせよ、せっかく母親と和解したタイソンですが、もう裏社会から出ることは出来なさそうです。
ワルに憧れる少しヤンチャな青年が、本当のワルに出会ってしまい、憧れの世界が現実の世界になってしまいました。
ドワイトはことあるごとに言っています。大人が自分で決めたことだ、と。
そうです、何事も、きっかけは外的要因です。誰かから誘われたり、教えられたり。ですが、それをするか、しないか、それは常に自分が決めることなのです。
人生の選択、難しいなと改めて思いました。

