タッターソルと手を組んだリッチー。どうしかけてくるのかが見物です。
エピソード1:Baggars Banquet
あらすじ
それぞれのストーリーが動きだす。
ベラは自分のビジネスを進めるためコンラッド邸を出る。
タッターソルは、コンラッド邸でのディナー出席をしぶるアリスを説得する。
コンラッドはハイメとの会談にこぎつけ、ついに薬物売買市場に乗り出す。
そしてケヴィンは、因縁のあの人物についに接触する。
視聴前に知っておきたい注意点
14:46~14:56 直接的な描写はありませんが、少年時代のつらい記憶を回想する場面があり、観る人によっては強い不安を感じる可能性があります。視聴にはご注意ください。
32:49頃 流血を伴う描写があります。苦手な方はご注意ください。
ひとりコメント欄
・おや?エディ、なんで今さら「ホントは孤独なぼく」みたいなキャラ出してきた?さっきの早朝の寝室で、コンラッドに何言われたの?もしや、ようやく自分の本当の立場聞いたの?
・イギリスの古い邸宅のトイレすごっ。今時のに変えないのね…掃除が大変そう。
・ジーナ、私もそれ引っかかったよ。「私のエディ」…やだ。
・メイヴ、ジーナに余計なこと言って!むしろエディからしかけてきたんですけどー。本当に目とか食べそうじゃん。もはや妖怪の域。
・ハイメは、アントワープでハリーが単独で乗り込んだって聞いて、ハリーのことは一目置いてるんだね?うん、ソレわかるー!コンラッドとは対話する気が全くないのイイ。認めた人間としか話さないってこと?それはいいんだけどさ、最期に爆弾落としていかないで?ハリーが疑われるじゃん!最期のマジで余計。
・ヴロン。なんか、けっこーしっかりめに愛されてたんだね。
・あの元看守無理…。「もう俺は変わったんだ。あの頃とは違うから許して」って、え?ケヴィンが許すわけなくない?なに勝手に穏やかになってんのよ!ケヴィンを諭すようなことまで言ってさ。ケヴィン、一瞬許しちゃうかと思ったけど…よかった。だよね…最期に“「子どもはいるか?」なんて聞かれちゃあね…
・ハリーは裏切り者分かってるんだ…メイヴなの?メイヴじゃない他の人なの?取引成立でいくってことは、対処済みってことよね?あのお抱え弁護士に確認したいことって何?弁護士もピリっとなってたけど?
・ベラの取引のディナー。相手のネクタイピン、ぜったいカメラでしょ?なんかヤバそう…。
・メイヴに担がれて、踊らされてるだけだと知ったエディの今後が気になる…厄介者からキャラ変あるかな?
・これで裏切り者を排除できた、ってこと?
最後にメイヴとコンラッドが歌った曲にはどんな意味があるのか
最期にメイヴとコンラッドが連行される時に歌っていた曲にはどんな意味があるのでしょうか。
あれは、「Twenty Men from Doblin Town」という曲です。
1803年、英国軍に抵抗したダブリンの戦士たちを称える反英歌だそうです。
そういえば二人とも、アイルランド出身でしたね。
英国の警察に連行される自分たちを重ねて歌ったのでしょう。
観終わって思ったこと
ケヴィンの心情
ハリーが施設で少年時代に入っていた刑務所の当時の看守を見かけ、それをケヴィンに伝えたことでケヴィンの記憶の扉が開きました。
それは、少年時代の辛い記憶です。
それまですっかり忘れていた記憶でした。自衛のために脳が記憶を封印してしまうほどに、彼にとって辛い体験だったのでしょう。
元看守と接触し、対峙したケヴィン。
何を言ってやろうか、どう切り出そうか。正体を明かすと、相手は狼狽えるだろうか、焦って攻撃でもしてくるだろうか、もしくは報復を恐れて許しを請うだろうか、いろいろ想定したのかもしれません。
しかし、元看守の反応は予想外なものでした。
確かに、最後に謝罪の言葉がありましたが、「もし」という言葉の後に続く謝罪などに価値がないとケヴィンは思ったのではないでしょうか。
言い訳をされたり、開き直ったりしてくれた方が、まだよかったのかもしれません。彼の反応は、既に細部にまでヒビの入ったケヴィンの心をツンっと静かにひと押しして、粉々に砕いたようなものでした。
一度は銃を持つ手を下したケヴィン。それは、許したというわけではなく、元看守を撃ったところで、当時の辛さが無くなるわけではないと感じたのかもしれません。
銃をおろし、「俺に構わないでくれ」と言ったケヴィン。しかし、元看守は戻ってきて、まるで聖人のようにケヴィンを慰めるではないですか。
状況は違えども、「やめてくれ」と必死で抵抗しても止めてくれはしなかったあの時と同じです。元看守は改心したと言いながらも、ケヴィンの気持ち、願いは聞いてくれない、本質は当時と何も変わっていないのです。
そして、最後のあの言葉にケヴィンは反応してしまいます。
おそらく、その瞬間は、悲しみや怒りといった感情はなかったように、私は思います。ただ、終わりにしたかった。元看守を止めたかった、黙らせたかった。
うるさいスピーカーの電源を切るように、ただ手が動いてしまった、そう感じました。
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