こんにちは!
平日2時間、休日は6時間を海外ドラマ鑑賞に費やす生活を約20年続けているキャキャです!
私にとっての海外ドラマとは、心の避難場所。
ここでは私の勝手な目線でいろいろな海外ドラマをご紹介します。
みなさんも自分の避難先を見つけて一息つきましょう。
今回は「リーサル・ウェポン」をご紹介します。
「リーサル・ウェポン」って、どんなドラマ?
【一話完結・犯罪捜査・コメディ・完結】
本国放送開始:2016年
シーズン数:3(完結)
舞台:アメリカ合衆国 カリフォルニア州 ロサンゼルス市
現場のグロさ: 軽い
キスシーン:夫婦の挨拶以外はたまに程度
性的描写:マータフ夫婦が仲良しなので”お誘い”の描写は多め
心臓に持病を抱えるロサンゼルス市警の刑事ロジャー・マータフ。心臓の負担にならぬよう穏便に刑事生活を送るのが目標。
そんな彼の相棒として配属されたのはマーティン・リッグス。彼は愛する妻子を亡くし自暴自棄でアドレナリンジャンキーのような男。
むちゃばかりするリッグスにマータフは振り回されたり、なだめたりしながら事件を解決していく。
「リーサル・ウェポン」の、ここを楽しんで!
リッグスとマータフの関係はもちろんですが、それより私が見てもらいたいポイントはマータフの妻、トリッシュ・マータフ!
いや、妻が完全に主役のマータフ食ってると思うんです!
今までの「刑事の妻像」を全く覆してるんです。
夫より稼ぎ、問題が起きてあたふたする夫を一喝して事を収める問題解決力を持つ。
かといって夫を抑えつけるような器の小さい女じゃないんです。夫を愛し、家族を大切にするとても愛情深い女性。
ロジャーとマーティンの掛け合いだけでなく、トリッシュの活躍もぜひ楽しんでください!
お気に入り登場人物
ロジャー・マータフ/デイモン・ウェイアンズ
妻と3人の子供を心から愛するお父さん。
お年頃の娘には散々ウザがられながらもめげずに絡もうとする。
渾身のジョークは決まってスベる。
自分の父親だとちょっとツラいけど、友達のお父さんでたまに会うくらいなら仲良くなれそう。
トリッシュ・マータフ/キーシャ・シャープ
敏感弁護士。治安の良い地域の豪邸に住んでいるのはトリッシュのおかげ。
でも恩着せがましい事は言わない、しない。だって努力して自分がなりたい職業に就いてやりたい仕事をしている結果、夫より稼ぎが良いというだけで、一家を支えようと無理して身を粉にして働いているわけではないから。そもそも、収入によって家族間で優劣をつけるなんてしない人。
精神的に自立したカッコいい女性。
マーティン・リッグス/クレイン・クロフォード
妻子を事故で亡くし、どうしようもない悲しみと喪失感に取り憑かれて生きている。
大切な人を失う経験はなくとも、誰しも心にどうにもならない感情を抱えて苦しんだ事があるもの。破天荒なマーティンが時々見せる苦しみはみなさんにもきっと身に覚えがあって共感できるはず。
元海軍の特殊部隊。いつもヘラヘラしておバカっぽく見えるが、ここ一番で役に立つ。
「能ある鷹は爪を隠す」的で爽快。
因みにマーティン。私の大好きなユーチューバーのブリアナ・ギガンテさんの編集をされている、ぽよまるさんにそっくりだと密かに思っています。
ウェスリー・コール/ケヴィン・ラーム
あ。画像左がウェスリーです。
ロジャーの元相棒で現在上司。リーサル・ウェポンにおける校長先生的存在。
同性愛者を公表し、パートナーとの関係もオープン。性的マイノリティを公表している人が公的機関の役職に就ている世界観が大好き。日本ではまだまだ考えられませんね。
アメリカでも稀なことかもしれませんし、ドラマ内の綺麗事かもしれませんが、性的嗜好に限らず自分である事を偽らなくていい社会になって欲しいなぁと思います。
さいごに
このリーサル・ウェポン、もちろんコメディ要素強めの痛快刑事ドラマ。
でも、ちょと深く解説するならば。ある1人の傷付いた人間が周りの愛情に助けられながら少しずつ立ち直っていくお話。
題材としてはけっこうベビー。だけども、ロジャーやトリッシュの明るさで大幅にカバーしているんです。
なので、基本的には元気爽快な気分になりたい時におすすめです!