こんにちは!
平日2時間、休日は6時間を海外ドラマ鑑賞に費やす生活を約20年続けているキャキャです!
私にとっての海外ドラマとは、心の避難場所。
ここでは私の勝手な目線でいろいろな海外ドラマをご紹介します。
みなさんも自分の避難先を見つけて一息つきましょう。
今回は「レジェンド・オブ・トゥモロー」をご紹介します。
「レジェンド・オブ・トゥモロー」って、どんなドラマ?
【一話完結・タイムトラベル・アクション・完結】
本国放送開始:2016年
シーズン数:7(完結)
舞台:拠点はアメリカ・任務地は世界各国
現場のグロさ:皆無
キスシーン:ごく稀
すごく簡単に言うとSFヒーローもの。
ヒーローといっても、正統派ヒーローとはちょいと違います。
彼らは既に人気のヒーロードラマの主人公ではなく脇役だったり、悪役だったり…正統派正義の味方路線からのはみ出しもの。
そんな彼らがなぜ集結したのかというと、
ある独裁者により荒れ果てた星となった地球を救う為に歴史を管理するタイムトラベラーによってかき集められました。
独裁者はあらゆる時代にタイムリープして悪事を働いているので、彼らも同じ時代にタイムリープしながら悪に立ち向かいます。
タイムトラベル、ミュータント、魔術師、エイリアン、なんでもアリのエンターテイメント作品です。
レジェンド・オブ・トゥモローのここがみどころ!
この作品は、とにかく気楽に観てください!何も難しい事を考えず、ただ楽しむのです!
小道具がちゃっちかったり、あり得なさすぎる展開だったりしますが、逆にそれがこの作品の良いところ!
小さい頃に学校から帰って、夕方にアニメ観てませんでした?その時と同じ感じです。
しっかりストーリー性もあるし、実は全体的にマイノリティへの寄り添いを感じる設定。さらには感動の回(涙腺が壊れているキャキャだけかもしれませんが)もあるんですが、そこは登場人物たちの個性豊かなキャラクターで話を重く感じさせないところが秀悦。
なんといってもみどころとして外せないのが、サラ・ランスの戦闘シーン!
ラーズ・アグールで修行をつんだ彼女。本拠地同様負けなしなのですが、彼女の鍛えられた身体でしかできないアクションが大好きです!
私は警察ものの海外ドラマをよく観るのですが、モデル体型の警察官の格闘シーンや、ただ筋肉あるだけの力任せ格闘シーンがほとんどです。まぁ…ドラマですから、小さいことは気にしないのが観る側の心得なんですが…
サラの身体の作り方は完全に別次元!
美しい筋肉はもちろん、体幹がしっかりしているのでアクションシーンはまるで演武を見ているようで見惚れちゃいます!
格闘技好きの方も「こいつやれるヤツだな」と受け入れてくださるはずです。
お気に入り登場人物
サラ・ランス(ケイティ・ロッツ)
海外ドラマ「アロー」からの参戦。
とにかくかっこいい!ただのパワーやリーダーシップではなく壮絶な過去を乗り越えてきたからこそ滲み出る芯の強さ。
困ったときはサラがどうにかしてれる。そう信じられる人。
そんな彼女も、恋愛ではやっぱりモジモジしちゃう時もあって、かっこ可愛いが溢れてます。
エヴァ・シャープ(ジェス・マッカラン)
歴史を管理する未来の組織の局長。
生真面目で融通がきかず、部下にも態度がデカい嫌な女!
と、最初は思っていましたが。サラはじめウェーブライダーの皆んなと接するうちに、本当の意味での信頼関係を学びます。
そんなエヴァには、未来の人ならではのビックリ事実が…一体何かはドラマでご確認を。
ネイト・ヘイウッド(ニック・ザーノ)
ノリがもう。これぞアメリカの若者!(偏見です。申し訳ありません)なキャラクター。アメリカドラマで描かれがちな、春休みを謳歌する大学生、ってな感じ。
荒くれ者ばかりでガサガサになりがちな空気をネイトが打ち消してマイルドにしてくれます。
ミック・ローリー(ドミニク・パーセル)
酒飲みでガサツで極悪人。食べ方汚いし、平気でゲップするし。
そんな彼もメンバーみんなと接して、過去の自分と向き合ったりしながら極悪非道な面はなくなり、実は繊細なアーティスト肌である事が明らかになっていきます。
酒飲みでガサツなのは変わりませんが、そこがないとミックじゃない!
ちょっとガサツな優しい力持ち。
ミックはそれでいいし、それがいい。
ゲイリー・ローリー
エヴァの部下。
いつもドジばっかだけど何故かここ一番の時に役に立ったりする。
端役だけど、ゲイリーの存在感はハンパない。位置付けとしてはNCISのパーマー。
さいごに
このドラマは痛快愉快なSFヒーロードラマ。
なんです、が。
他のヒーローものと何かが違う…
何だろうと思ったら、登場人物みんな、正統派ヒーローからのはぐれもの達。
他のヒーローものは「ふだんは地味」って設定だったるするけども、所詮はスポットライトを浴びる主人公。キラキラして物語の中心ですよね。
この作品に出てくるのは、学校なんて楽しくなかった、集団生活なじめなかった、そんな人達。
私はとっても親近感ありありです。
正直、ヒーローものは苦手ですが、これだけは新シーズンを心待ちにして観てます。
ヒーローものはちょっと…と思ってる人にこそ見てもらいたい作品です!